幅広い英語力が求められるILETS試験とは?
IELTS試験とは、自分の英語の習熟度を測るためのテストです。さまざまな英語圏の国で導入されており、アメリカでは数千以上の教育機関で受け入れられています。一部の国では移民条件のひとつにもなっているため、世界的に見ても有名な英語試験と言えます。フィリピンではIELTSに特化した学校もあり、IELTS試験対策のためにフィリピン留学をする方法も一般的なため、受験を希望するなら専用コースやカリキュラムが練られた学校を選ぶのも良いでしょう。
IELTS試験は留学から移住まで、幅広い英語力の証明に対応しています。ほかの英語に関する試験では何かに特化しているものもありますが、IELTSはオールマイティで汎用性の高さが特徴です。今後海外の大学などへ留学を希望する場合、教育機関によってはIELTS受験が入学審査の条件となっているところがあります。留学を考えるなら受験しておいて無駄はないと言えますし、自分の英語力を証明するためにIELTSを受験することもおすすめです。
IELTS試験には、2種類のモジュールと呼ばれるテストのタイプがあります。アカデミックとジェネラル・トレーニングの2つで、それぞれ目的と問題のレベルが異なります。アカデミックは、自分の英語力が大学に入学できるレベルに達しているか評価するためのテストで、内容も実生活で利用するレベルの問題が多く、日頃の勉強やフィリピン留学で学んだ英語力を発揮できる試験となっています。ジェネラル・トレーニングはさらにレベルが上がり、英語圏への留学以外を考えている方向けのテストです。将来海外で仕事をしたい方や、ネイティブに匹敵する高い英語力を証明したい方に向いています。
試験はリスニング、リーディング、スピーキング、ライティングの4つで構成され、すべてのテストを受験することが必須条件となっています。テストはリスニングから始まり、最後にスピーキングテストが待っています。それぞれいくつかのセクションに分かれており、試験時間も異なります。リスニングとリーディングが40分、ライティングが数十問で60分、スピーキングがおよそ11分です。英語の読み書き能力と会話を聞き取る能力の両方が試されます。IELTSでは広告や雑誌、商品の説明文など、あらゆる分野から問題が出されるため、幅広い知識が必要になります。IELTS試験を受けるなら、フィリピン留学中でもレストランのメニューや英語の雑誌を読み、読解力を高めておけば試験対策になります。