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留学FAQ

イギリスワーキングホリデー仕事探しマニュアル

目次:イギリス ワーキングホリデー仕事探しマニュアル

イギリスに到着度、すぐに働きたい!
でも、何から始めたらいいの?

イギリスのマーケットの様子

イギリスに着いたらすぐにでも働きたい!そう思っている人は少なくないと思います。
仕事を探し始める前に、事前に行っておくと便利なことを4つご紹介します。

この中の2つは渡航前からも準備可能ですので、時間に余裕がある時に事前に準備することをお勧めします 。

1. まずは自分が持っているイギリスのビザが就労可能かを確認しましょう。

おそらくイギリスでは留学をメインに考えているのであれば、ビザはこの中のどれかになるかと思います。

  • Short-Term Study Visa
  • Long-Term Study Visa
  • Tier 4 Student Visa

または

  • Tier 5 Youth Mobility Scheme Visa

この中で現在労働資格があるのは、Tier 4Tier5のビザで渡英した人のみです。

Tier 5を持たず、語学学校で英語を学ぶだけの場合はStudy Visaのどちらかになると思うので、この場合はアルバイトでも就労不可になります。

Tier 4を取得した場合も、コースによっては就労不可なので事前にご自身での確認を忘れずに。

またこのルールは頻繁に変わりますので、GOV.UKで最新情報を得るようにしてください。

さて、働けるビザを持っていることが確認できたら次に進みましょう!

2. 英文のCV (履歴書) の作成

小さいパブやスーパー、どこで働くにあたっても必ずと言っていいほど履歴書の提出は求められます。

イギリスでは日本のように履歴書に決まったフォーマットはありません。
自由なだけあって、センスが非常に求められます。

履歴書の書き方のコツは、こちらで詳しく説明しているので、参考にしてみてください。

イギリスでも日系企業で働きたい!と思っている方は、日本語の履歴書も準備しておくといいかもしれません。

企業によっては日本語のフォーマットを求められることもあります。

ここまで準備できたら、あとはイギリスでの手続きです。
現地に到着したら、やらなければならないことは残り2つ!

3. 銀行口座の開設

給料の受け取りは手渡しのところもありますが、働くにあたって銀行口座はマストです。
口座があると何かと便利なので、仕事開始前に口座を作っておくと良いと思います。

こちらのページで銀行口座の開設方法については詳しく記載しているので、参考にしてみてください。

4. National Insurance Numberの取得

同時に、National Insurance Numberの取得もしてしまいましょう。
収入による税金や保険料を納めるにあたり、必ず雇用先から聞かれる番号です。

こちらのページで取得方法は詳しく記載しているので、参考にしてください。

この番号は仕事が決まってからでも取得することは可能ですが、取得するにあたってインタビューに呼ばれることもあります。

仕事が始まってからでは中々都合がつかない場合もありますので、事前に取ってしまうことをお勧めします。

これで働くための準備ができました!これから仕事を探していきましょう。

先に知って得する!? イギリスでの仕事探しのポイント

仕事と言ってももちろん業種は山ほど。

限られた時間の中で、充実したイギリス生活にするために、仕事の選び方について下記2つのポイントを見ていきましょう。

1. どのような目的で仕事をするか考えてみてください。

いくつか例をあげてみます。

  • 日本で築いてきたキャリアを引き続き伸ばす
  • 勉強優先、仕事は空いた時間に出来ることをお小遣い稼ぎ程度でやる
  • とにかく英語力を伸ばす
  • 今までできなかった新しいことにチャレンジする
  • 日本の文化を広めたい
  • ワーキングホリデーや学生ビザ終了後も引き続きイギリスで仕事をしたい

今まで築いてきたキャリアを伸ばす

業界によりますが英語力が必要になることも多いでしょう。まずはその業界のリサーチが必要になってくるかと思います。

英語力が必要な場合は、目標を決めてまずは英語を勉強するのも一つの手です。

勉強優先、空いた時間にお小遣い稼ぎ

勤務時間に融通がきく仕事となると、レストランやカフェがおすすめです。

ランチタイムのみやディナータイムのみ、短期雇用や週に数回などシフトが自由に組める可能性があります。

オフィス街などのエリアやお店によっては、週末が定休の場合もあるので、自分のスケジュールやペースに合わせることが出来ます。

とにかく英語力を伸ばす

日系企業に頼らず、英語環境での職場を探しましょう。

オフィスでの事務職などは高い英語力が求められる場合が多いので、ハードルは少し高いですがチャレンジする価値はあります。

もちろん、オフィス以外でもショップスタッフやレストラン、カフェスタッフなどの接客業でも必然的に英語を話すことを求められますので、スピーキング力はぐんと上がるはずです。

とは言っても、初めからある程度の英語力がないと面接の時点で落とされてしまうので、まずは語学学校などで基礎的な語学力をつけることをおすすめします。

今までできなかった新しいことにチャレンジする

短い期間だとわかっているからこそ、日本にいる時にできなかった新しいことにチャレンジできる機会です。

バリスタや幼稚園の先生、フラワーコーディネーター、やる気があればシェフだってできるものです。

日本の文化を広めたい

日本の文化と言ってもたくさんありますが、イギリスには日本に興味がある人が大勢います。

ロンドンでは定期的に日本にまつわるイベントも開催しており、その都度スタッフ募集の求人も多く出ます。

日本の食品やお酒を取り扱う会社や、マーケットでの日本食ストールなどで働いたり、資格が必要になるかもしれませんが、日本語の先生として日本語を教えるのも良さそうです。

ワーキングホリデーや学生ビザ終了後も引き続きイギリスで仕事をしたい

できることならイギリスに長いこと滞在したい!そう思っている人は少なくないと思います。

ワーホリビザや学生ビザが切れた後も引き続きイギリスで仕事をするには、ワークビザのスポンサーになってくれる会社が必要です。

年々移民に厳しくなっているイギリスですので、このワークビザに対しても難易度がますます上がってきています。

会社がスポンサーになってくれる条件とは?会社がどれほどあなたを必要としているかです。

特定のスキルや経験を持っていれば、永住だってできる可能性もあるものです。

その場合、 ビザの猶予が長く残っている今から計画的に動くことをお勧めします。中々狭き厳しい道ではありますが、会社にとって必要な人材となれば、夢ではありません。

2. 職場環境を選ぶことも、とても重要です。

イギリスのカフェの様子

英語環境、日本語環境の違いで 、今後の英語力に大きな差が出る可能性があることを頭に入れておいてください。

日本人がいない環境であれば必然的に英語は伸びますが、もちろん日本語環境が悪いということではありません。

日系企業で働くことには別のメリットもあるのです。

例えば、イギリスには大手の日系企業が多く進出しておりますが、これらの企業で働くことができれば、それが今後一つの重要なキャリアになってきます。

ワーキングホリデーのビザを終えて、日本に帰国する時のことを考えるとこれはとても優位だと言えます。

もしかすると、そのまま日本の本社で働く・・・というチャンスがあるかもしれません。また人脈も広がることでしょう。

短いイギリス生活を有意義にし、また後悔しない為に何を第一優先にしたいかを考えることが重要です。

さてここからが本番、どのように仕事を探すのか?

ロンドン、ビッグ・ベン

いよいよ仕事を探していきましょう。
まずは、就職活動の際に良く使われる求人サイトの一部を紹介します。

MixB

http://www.mixb.net/

MixB

日本人であればほとんどの人が必ずチェックするのがこのサイト。

日本人の仕事探しから家探し、売り買いやサークル活動など、イギリス滞在中はお世話になることが多いサイトです。

求人のページは特に更新率が非常に高く、レストランやバーでの仕事から、オフィスでの事務職や営業まで見つかります。

引越しの手伝いやナニーなどの単発での仕事もあります。日系企業が多いのがポイントです。

Gumtree

https://www.gumtree.com/

Gumtree

仕事探しや家探し、日用品や電化製品などの物の売り買いに至るまで何かと使えて便利なコミュティーサイト。

イギリスにいたら誰もが一度は耳にするほど有名です。

求人欄にはカフェやバーをはじめ、オフィスでの仕事も見つけることができます。比較的ローカルのお店が多いのがポイントです。

日系には頼らず英語で仕事を探したいと考えている方は是非チェックしてみてください。

Indeed

https://www.indeed.co.uk/

Indeed

世界的に広く使われている求人検索エンジン。

検索したいキーワードと働きたいエリアを入力するだけで簡単にネット上の求人情報を得ることが可能です。

飲食店から事務職、日系、英系企業問わず、あらゆる業種をカバーしています。

下記で紹介しているリクルートエージェントが独自で掲載している求人も網羅している場合も多くあります。

会社名を伏せている場合もありますが、小中企業から大手の企業まで見つけることができるでしょう。

イギリスの求人

reed

http://www.reed.co.uk/

reed

UKで最初に始めたとされるオンラインリクルートメントサイト。

老舗なだけあって、掲載される求人数は多いですが、それぞれのポジションに対する競争率も非常に高くなります。

一度CVやカバーレターを登録すれば、簡単に応募ができるようになるのでお勧めです。

個人だけではなくエージェントが求人を掲載していることも多くあります。

Linkedin

https://www.linkedin.com/

Linkedin

日本でも最近馴染みがでてきた、ビジネスに特化したSNSサイト。

プロフィールや経歴を入力すれば、企業やエージェントからのスカウトも有り、自分のキャリアにあった仕事も探すことが可能です。

また企業のページにアクセスしなくとも、Linkedin上からそれぞれの求人に応募できる会社も増えてきています。

その場合はCVを一から作成することなく応募も可能なので、非常に便利です。現状、小中企業よりも、大企業が導入している場合が多く見受けられます。

日系エージェント

日系のオフィスで安定して働きたいと考えているならば、エージェントへの登録をお勧めします。登録をするのも、仕事を紹介してもらうのも無料です。リクルーターが自分自身に合った仕事を紹介してくれます。

日系エージェントなので、日系企業が多く大手の会社が非常に多いのがポイントです。

そのため、日本での継続したキャリアが求められることもありますが、多少英語に自信がなくても大丈夫な場合もあります。

長期雇用から短期、時には単発の仕事まで見つかることでしょう。

Centre People

http://www.centrepeople.com/

Centre People

80 Cheapside, London EC2V 6EE
TEL: 020 7929 5551


People First

http://www.people-first.co.uk/

People First

6th floor, 11 Ironmonger Lane, London EC2V 8EY
TEL: 020 7796 3636


JAC Recruitment

http://www.jac-recruitment.co.uk/

JAC Recruitment

2nd Floor, 64 London Wall, London, EC2M 5TP
TEL: 020 7489 2990


英系エージェント

英語力に自信がある、或いは仕事は絶対に英系企業で!という場合は是非英系エージェントも利用されてみてください。

英系のエージェントは日系と違い、まずは自分からアプローチすることが重要になってきます。

返信が来なくても、めげずに前へ進みましょう。特定のスキルなどがない限り、どのポジションでも競争率はとても高いです。

Michael Page

http://www.michaelpage.co.uk/

Michael Page

TEL: 0845 6060 610


HAYS

https://www.hays.co.uk/

HAYS

107 Cheapside, London EC2V 6DN
TEL: 020 3465 0000


Morgan hunt

http://www.morganhunt.com/

Morgan hunt

9th Floor, 125 London Wall, London, EC2Y 5AS
TEL: 020 7419 8900


飛び込みでの仕事探し

自分が働きたいお店や会社が見つかったならば、CVを自分で配りに行くのも手です。

最初は勇気がいるかもしれませんが、待っていても始まりません。店の表にスタッフ募集の張り紙がなくても募集している店もあります。

その場でやる気をアピールするのが一番です。

その時募集をしていない場合でも、CVを欠員が出るまで保管をし、後に連絡をもらえる場合もあります。

フォーマットなどない、書きたいことを書け!
イギリスの履歴書。

ロンドン市内、テムズ川に架かるタワーブリッジ

日本には履歴書のフォーマットというものがありますが、イギリスではそのようなものはありません。

難しいようにも聞こえますが、自分自身がアピールできることを思う存分に書けるので書きやすいかもしれません。

もちろんデザインも自己流でいいのですから、クリエイティブ系の仕事を探す人にとっては、よりアピールできる場が増えます。

と言っても、企業側にとっては一度に何百と受け取るCV(履歴書)ですから、一つ一つ中身をじっくり読む時間などないはずです。

わかりやすく、できるだけ簡潔するのがポイントだと言えます。

書きたいことがたくさんあっても、2枚ほどに納めるように心がけましょう。

ここでは、基本的なCVの書き方について簡単にご紹介します。

1 - まずは名前と連絡先を記載しましょう。

大体の場合、名前と連絡先を先頭に記入します。
フォントの大きさや太さを変えて、コントラストをつけるといいかもしれません。

記載例

TARO YAMADA
101-104 Piccadilly, Mayfair, London W1J 7JT
TEL: 07412345678 EMAIL: taro@yamada.co.uk

2 - 次に経歴を最新のものから古い順で並べる。

日本の形式とは逆で、いくつかの会社で経験がある場合は、新しいものが上に来るように書きます。

部署名やポジション名を記載したあと、箇条書きで構わないので仕事内容を簡単に記載しましょう。

記載例

ABC LTD ? Tokyo, Japan
Sales Assistant / January 2013 to Current (3 years)
- Duty 1
- Duty 2
- Duty 3

One Two Three LTD ? Tokyo, Japan
Customer Service / June 2012 to December 2012 (6 months)
- Duty 1
- Duty 2
- Duty 3

3 - 学歴は最終学歴のみや高校卒業後からのものを職歴同様、最新のものから記載するのが主流です。

渡英後、語学学校に行かれた方はその旨記載されても良いかと思います。

記載例

East London College 2014 to 2016 - Digital Marketing Course
ABC University 2008 to 2012 - Department of Management

4 - 最後に アピール可能な資格やビザの種類や有効期限 、スキルや趣味など簡単に加えましょう。

ビザの部分は特に明記することで、労働可能なビザを持っていることをアピールできます。
事務職などに応募する人は、使用可能なPCソフトやスキルを明確にすると良いかもしれません。

自己PRなどもここに書きます。

記載例

Visa Status: Youth Mobility Scheme (Valid until April 2018)

Language: Japanese - Mother tongue
English - Fluent (IELTS Score 7.0)

PC Skills: Microsoft Word, Excel, PowerPoint, Photoshop
Interests: Swimming, Cooking
Who I am: Please describe yourself here

CV(履歴書)記載例

TARO YAMADA
101-104 Piccadilly, Mayfair, London W1J 7JT
TEL: 07412345678 EMAIL: taro@yamada.co.uk

< Work Experience >

ABC LTD ? Tokyo, Japan
Sales Assistant / January 2013 to Current (3 years)
- Duty 1
- Duty 2
- Duty 3

One Two Three LTD ? Tokyo, Japan
Customer Service / June 2012 to December 2012 (6 months)
- Duty 1
- Duty 2
- Duty 3

< Education >

East London College 2014 to 2016 - Digital Marketing Course
ABC University 2008 to 2012 - Department of Management

< Personal Information >

Visa Status: Youth Mobility Scheme (Valid until April 2018)
Language: Japanese - Mother tongue
English - Fluent (IELTS Score 7.0)
PC Skills: Microsoft Word, Excel, PowerPoint, Photoshop
Interests: Swimming, Cooking
Who I am: Please describe yourself here

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