フィリピンの経済特区クラークの都市情報
クラークは、フィリピンのルソン島、アンヘレスの郊外に位置しています。元々はアメリカの空軍基地で、返還された後、フィリピン政府に経済特区として指定されました。クラーク経済特区・クラーク特区と呼ばれることがあります。クラークには、教育機関をはじめとして免税店を含んだショッピングエリア、ゴルフ場、ホテルやカジノといったリゾート施設が点在しています。国際会議場もあり、世界的に開かれた地域と言えるでしょう。クラークの都市情報はあまり見かけず、その他のフィリピンの留学先と比較して渡航する方は少な目ですが、反面クラークは穴場の留学先と言うことができ、じっくり整った環境で英語の勉強をしたい方に向いています。
クラークは元々アメリカの空軍基地だった経緯もあり、アメリカ出身者が多く住んでいます。英語教師の質が高く、学校ではネイティブの英語を学べる点が強みです。学校のみならず、クラークで生活していれば日常生活でも英語を学ぶ機会が多くあります。世界中から英語を学びに留学生がやってくるため、多国の人々とコミュニケーションを取れる点も魅力です。クラークは経済特区に指定されており治安が良く、犯罪に巻き込まれることを心配せず学習に集中できます。治安が良いことは、クラークでしばらく生活していく上でも非常に大きなアドバンテージとなります。平日は学校で語学の勉強をし、休日は安心して数々のリゾートを楽しむことができるでしょう。
クラークは安定した気候で、雨期を除き雨がほとんど降りません。そのため時期さえ選べば休日はゴルフを楽しんだり、ショッピングに出掛けたりと楽しみが増えます。クラーク内にはレジャー施設やゴルフ場がいくつもあり、日本と比較しても安価で本格的なゴルフができます。クラークが位置するタルラック市内にはショッピングセンターもあるため、1日買い物を楽しむことも可能です。少し足を延ばせばフィリピンの自然が残るエリアもあり、都会と田舎が程良く混在した地域となっています。
日本からクラークへの直行便は無いためアクセスするには一旦セブへ行く必要があり、セブからは直行便を利用してクラーク国際空港に降り立ちます。クラーク国際空港は、クラーク経済特区に隣接しています。また、日本から飛行機でマニラまで行き、マニラから車で2時間ほどかけてアクセスすることも可能です。マニラからも比較的距離が近いため、どちらの方法でもクラークへ行くことができます。