フィリピンで多い犯罪とは?
フィリピンのメジャーな留学先はどこも治安の良い都市ばかりのため、犯罪に巻き込まれることは滅多にありません。しかし、留学する都市の治安状況によって変わるため、何らかの犯罪に巻き込まれて自分が被害者になってしまう可能性はあります。しかし、出歩く場所や時間に気をつけて事前に対策をしておけば、犯罪に巻き込まれるリスクは減らせます。フィリピン留学中に巻き込まれる可能性はほぼゼロに近いですが、日本とは事情も状況も違うため、フィリピン予防策を取っておくことは重要です。しっかり予防しておけば勉強に集中でき、楽しい留学ライフを送れるようになります。
フィリピンで多い犯罪は、スリ、置き引き、強盗、詐欺、イカサマ、誘拐となっています。このうち留学中に巻き込まれる可能性のあるものはスリや置き引き、詐欺です。日本人を狙ったケースもあれば、たまたまそこで巻き込まれるような場合もあります。詐欺は種類は色々あるものの、両替時に起こる詐欺が大半を占めています。カジノでのイカサマも多い犯罪ですが、留学中にカジノを利用しなければ巻き込まれることはありません。もし誰かにカジノへ誘われても甘い誘惑に乗らず断るようにしましょう。(カジノへの出入りは即退学と言う校則の学校が多いです。)
スリや置き引きは留学生活の中で一番発生し得る犯罪ですが、対策を取れば怖いものではありません。ポーチやセカンドバッグのように小さなバッグは置き忘れをしやすくなりますので、置き引きを防ぐためにショルダーバッグのように肩から掛けられるバッグを使うようにしましょう。財布や貴重品を単独で持ち歩くことは少々危険ですので、バッグの中に入れてひとまとめで持ち歩けるようにしておきます。スリにはちょっとした隙を狙われます。ショルダーバッグなどは自分の脇側や前にくるような持ち方をして、後ろから分からないようにすれば狙われる危険性が減ります。
フィリピンで犯罪に巻き込まれないために共通して言えることもあります。常に多人数で行動することです。特にスリや強盗は一人ないし二人など、少人数で行動している際に狙われやすい犯罪です。財布やカメラなど、一目で高級品だと分かる物を持ち歩いていると目を付けられやすくなります。少人数で行動する時は人通りの多いところを歩き、夜は出歩かないようにしましょう。両替に行く場合は誰かに着いてきてもらい、現地スタッフにちゃんとした両替場所を教えてもらえば両替詐欺に出会う確率が減り、安心して両替ができるようになります。