ビジネスに強いTOEIC試験とは?
TOEIC試験とは、「国際コミュニケーション英語能力テスト」のことを言います。略称としてのTOEICが一般的で、英語を使ったコミュニケーション力を調べるための試験です。TOEIC試験は国際標準とも言えるテストで、世界中の国々で実施されています。日本でも毎年多くの人が受験しており、TOEIC試験を通じて自分の英語力を知ることができます。日本では一番知られている英語力の試験ですが、フィリピン留学でもTOEICに特化した学校や、専門コースが設けられている場合があります。TOEIC試験を目標にフィリピン留学する方も多く、日々の英会話を通じて試験対策をすることが可能です。TOEICもSW、Bridgeなどいくつかに分かれていますが、もっとも受験者の多いのはTOEIC試験となっています。
TOEIC試験は一般的な検定や試験とは一風変わっています。合格・不合格の概念がなく、後日届くスコアの結果によって自分の英語力がわかります。そのため、不合格通知が苦手な方でも気軽に受けられます。スコアは10から990までと幅広いですが、TOEIC試験スコア目標は400以上です。400以上からはスコアに応じて目安が分かれており、たとえば400~495は看板やサービスを認識できるレベル、500~595が時刻表を確認できるレベルの英語力となります。
TOEICの試験内容は、聞き取り(リスニング)と読解(リーディング)の2つに分かれています。それぞれ100問で、制限時間は45分と75分です。聞き取りでは放送される内容から適切な英文を選ぶ問題、会話内容から選択肢を選ぶ問題など4パターンがあり、放送される内容を理解する能力が求められます。読解は基本的に筆記問題で、3パターン構成です。単文または長文の穴埋め問題と、書かれている英語の質問に答える問題があります。英文を読み、しっかり理解できる力が求められる試験です。
TOEICを受験すれば、様々な場面で活用できます。日本でもグローバル化の影響で、ビジネスでの英語力が必須となる場面も増え、TOEIC受験者を優先して採用している企業もあります。TOEIC試験はビジネスでも有利なほか、普段の生活の場でも役に立ちます。海外から来た人を案内する際や、会話をするときなどに英会話ができれば、コミュニケーションが取りやすくなるでしょう。TOEICを受験して自分の英語力を知れば、こういったことも円滑に可能になります。