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英語ネイティブではないことはメリット!?フィリピン人先生を知るために確認しておきたい3つのこと

フィリピンには先生が全員ネイティブという語学学校もありますが、基本的には当たり前ですがフィリピン人先生が多く在籍しています。

フィリピン留学のマイナス要素として、治安面や衛生面の心配に加え、先生の質が挙げられることもあると思います。

確かにフィリピン人にとっても私たちと同じく英語は第2言語の位置付けのため、フィリピン留学ではノンネイティブがノンネイティブにレッスンを行う形になります。

これだけを聞いてしまうと、クオリティが低く留学先として適していないのではと考えてしまうかもしれませんが、私はフィリピン人がノンネイティブだからこそのメリットもあると感じています。

フィリピン語学学校で勤務していた経験を基に、「フィリピン人先生がノンネイティブだからこそ感じる3つのメリット」をご紹介したいと思います。

1.常に努力して確かな英語力を習得している

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フィリピンは現時点では裕福な国とは言えず、十分な教育を受けることができない子供たちもたくさんいることは事実です。

フィリピンで生活をしていると、経済的な理由などから昼間から労働している子供を多く目にすることがあります。実際に、小学校の時点で約30%の児童が何かしらの理由で学校に通うことができていません。

フィリピン人の小学校卒業後進学率は50%ほどで、この時点で半数が教育を受けることをできていません。また、大学進学は全体の約10%ほどと極めて低い教育水準となっています。日本は約60%が大学に進学することと比べると、その差がはっきりわかると思います。

様々な理由から教育を受けることができない子供たちも多いため、フィリピンの教育状況の良し悪しを勝手に判断することはできませんが、恵まれているとは言えない現状があります。

しかし、語学学校の先生は経済的に恵まれていたという場合もありますが、努力を経て大学まで進学しています。全体の10%ほどしか大学へ進学していないフィリピンですが、多くの語学学校では大学卒以上しか採用しない基準を設けている場合がほとんどです。

そのため、フィリピン語学学校の先生は高い英語力を習得した人しかおらず(フィリピンの大学では英語での講義も多いです)、英語を学ぶ大変さや間違えやすい部分など身をもって経験しているのです。

加えて、フィリピン人先生はノンネイティブだからこそ、常日頃のブラッシュアップが必要になり、スキルを高め続けなくてはなりません。

英語を学ぶ姿勢は留学生の方も講師の方も変わりはありません。目標を共にする仲間として、切磋琢磨しながら学ぶ環境がフィリピン留学にはあるのです。

2.語学学校で勤務するためにTOEICスコアが必要

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フィリピン留学は韓国企業によって、開発が進んだビジネスなので、TOEIC至上主義である韓国の考え方が深く浸透しています。

韓国では就職などに高いTOEICスコアが必要になるため、短期間で高スコアを取得するため現在のフィリピン留学の歴史が始まりました。

そのため、現在でもTOEICを取得するためにフィリピンに留学する韓国人が多く、その需要に応えるべく高いTOEICスコアを所持している講師を雇う必要があります。

多くの語学学校では面接の時点で、TOEICスコアの基準を設けているため、フィリピン人講師はその高い壁を超えた猛者たちと言えるのです。

私が勤めていた語学学校ではTOEIC満点(990点)の講師も数名在籍しており、まさにTOEIC攻略のプロでした。

フィリピン人先生自身がTOEICスコアを必要としているので、必然的にTOEIC攻略法を知っているのです。

3.英語を学習する辛さを知っている

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能力やスキルとは少々異なりますが、フィリピン人が「英語を学習する辛さを知っている」ということはメリットのひとつだと考えています。

フィリピン留学では1日8時間〜12時間程レッスンがあるので、楽しくて仕方ないという場合もあると思いますが、辛さや息苦しさを感じてしまうことも多いです。特に留学当初の1〜2週間は慣れない環境やレッスンで頭がパンクしてしまいそうになります。

私自身もフィリピン留学当初は正直辛かったですし、毎レッスン汗だくになっていた記憶があります。

その後、語学学校で勤務していた際にも多くの留学生の方に「レッスンが大変」「頭が回らない」という相談を受けました。フィリピン留学では1日中英語漬けなので、ある程度の辛さは仕方がないことなのです。

しかし、フィリピン人先生が英語を学習する辛さを知っていることは大きな気持ち的なメリットがあると感じています。

フィリピン人の国民性もあると思いますが、無理に知識を押し込んだりプレッシャーを与えてくることはほぼありません。そのため、自分のペースで無理なくレッスンを受けられる環境が用意されています。

どちらからと言うと「疲れてたら頑張らなくていいよ」と声をかけてくれる先生が多いので、甘えてはいけませんが逃げ道も用意されている点はメリットと捉えても良いかもしれませんね。

ネイティブだから優れている先生ではない

ネイティブの先生は発音や言い回しには問題がないと思います。そのため、英語を学ぶにはネイティブの先生が良いとも考えられますが、それは一概には言えません。

私たち日本人が日本語の細かい文法を知らないように、ネイティブの先生であっても細かい文法を知らないこともあるのです。

もちろん、先生として活動している方は高い英語能力があると思いますが、ネイティブの方は幼少期に自然に身についた言語なので、留学生が抱える細い疑問や不明点を見落としてしまう可能性があるのです。

これはノンネイティブ、ネイティブの違いではなく、先生個人の問題になる部分もあると思いますが、「ネイティブだから優れている先生」ということでないことは確かです。

フィリピン留学を検討する際には、今回ご紹介した「フィリピン人先生がノンネイティブだからこそ感じる3つのメリット」と合わせて、語学学校の先生の採用基準や採用方法、研修内容なども確認しておくと、語学学校の考え方や経営方針がわかるので良いと思います!

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