英語訛りが心配!?フィリピン留学前に確認したい3つのこと
フィリピン留学を検討する上で、英語訛りが気になるという方も少なくないと思います。現に、フィリピン人は一般的に英語の訛りがあります。
日本語でも方言や訛りがあるように、国や地域によって訛りがあることは当然のことなのです。私は留学カウンセラーとして数百人の方をカウンセリングさせて頂きましたが、「訛りがある国には留学したくない。」という相談を多く受けてきました。
確かに、訛りがあると聞き取りにくく、違和感を感じるという場合もあるかもしれません。
しかし、ネイティブとして英語を話す人は世界に4億人ほどしかいないと言われており、大半の方にとって英語は第2言語です。そのため、多くの方は訛りのある英語を話します。
また、オーストラリアやニュージーランドなどはネイティブでありながら、訛りのある英語を話しますし、カナダに至ってはクリアな英語を話すとされていますが、モントリオールなどでは公用語が英語と合わせてフランス語になります。
このように世界には訛りのある英語を使用している地域や多言語を使用している地域も多く、世界的に見ると訛りは特別気にしていないのです。
そこで今回は、英語の訛りが気になる方へ向けてお伝えしたい3つのことをご紹介したいと思います。
1.一人ひとり話し方や言い回しは違う
日本人であっても声の大きさや滑舌、言い回し、表現方法など一人ひとり異なります。同じ言語で会話をしていても理解ができない場合もあります。
確かに、私たちが住んでいる日本は多言語国家ではないため、北海道でも東京でも福岡でも共通言語である日本語を使用して会話をすることができます。
しかし、方言が強い地域ではどうでしょうか。例えば青森県の津軽弁や沖縄の琉球弁はなかなか理解することが難しいと思います。
これは極端な例ではあるかもしれませんが、同じ日本語でも全く異なる表現をすることがあるのです。
英語は現在、世界70億人の共通言語として認識されています。日本の狭い中でもこれほどまで違いがあるのですから、世界はさらに大きな違いがあると言えます。
そのため、英語を学ぶ際には綺麗な発音の英語を学ぶことを心がけるよりも、基本的な文法や言い回しなど基礎的な部分を重点的に学ぶことのほうが効率的だと言えるのです。
その点、フィリピン留学では格安料金でマンツーマンレッスンを受講することができるため、基礎力を高めることに重点を置くことができ、費用対効果の高い留学先だと言えるのです。
2.基礎力があれば問題ない
英語を習得できると、世界のどちらでも意思の疎通がもてると言っても過言ではないと思います。私はこれまで約40ヵ国へ渡航しましたが、全く英語が通じない地域は少ないと認識しています。
もちろん、公用語が英語ではない地域では英語を理解できる方は限られていますが、ホテルやレストランなどでは問題なく通じる場所が多いです。
世界各国で英語を使用する機会があると言えますが、国や地域により話す英語は異なるため、ご自身が基本的な文法や単語を理解していれば、発音などは特別重要ではないと考えています。
また、ビジネス面においても同じことが言えます。様々な国籍の中で仕事をする際に、発音を気にする方は少ないと思います。もちろん、わかりづらい発音になってしまうことは問題ですが、相手に自分の意思を伝える際には、やはり特別綺麗な発音にこだわる必要はないと考えています。
3.フィリピン人講師の発音は補正されている
前提として、フィリピンで学ぶ英語にひどい訛りがあるということではありません。
確かに、フィリピン人には英語の訛りがあることは確かです。しかし、フィリピン人講師は高学歴であり、加えて、語学学校にて研修を受けているため、訛りの少ない講師が多いことも確かです。
また、コールセンターで勤務経験がある講師も多く、聞き取りやすい英語発音に補正されている場合も多いです。
それでも心配なら
フィリピン留学はTOEICスコアを向上させたり、コミュニケーションを取れるようになるための土台作りには全く問題がない留学先だと考えています。
加えて、今回お話しさせて頂いた発音面に関しても、私のフィリピン留学経験を基に考慮すると、留学の目的が発音矯正でない場合は特に気にしなくても良いと考えています。
確かに講師によっては発音に違和感を感じてしまうかもしれません。心配であれば、フィリピン講師が多数在籍しているオンライン英会話を留学前に受講して、フィリピン人の英語を確かめてみてはいかがでしょうか。