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HOME > フィリピン留学FAQ > その他 > ホームステイってどんなものですか?
ホームステイとは、留学といえば必ずといっていいほど紹介される、よく知られた海外での滞在方法の1つです。
しかし、ホームステイは単なる滞在手段にとどまりません。留学する土地に住む方と直接交流を深め、その土地の風習、考え方、生活上のルールなどを実体験する手段になります。
留学先によってその文化・風習などの内容は異なります。
オーストラリアなら恒常的に水不足があるため、「シャワーは3分以内」のルールがあったり、イギリスなら朝食は「イングリッシュブレックファースト」とイメージしていたら、実はイングリッシュブレックファーストは時間がある日やパブで食べるもので、毎日の朝食はシリアルや薄いトーストだったりします。
イギリスやオーストラリアなどの欧米圏でホームステイしたら、白人系のネイティブだと思っていたら、パキスタン系や中国系の移民であったというのも多く耳にします。島国の日本には移民がいるのは珍しいことかも知れませんが、欧米諸国では昔から移民を受け入れているため、それが普通のことでもあります。このようにホームステイにはイメージしているような内容ではなかったということは多々あるのです。また見ず知らずの他人と生活するという点で苦労することもあると思います。
一方で、受け入れる側のファミリーにとっても、自分たちの家に来るのがどんな相手かわからないので不安でもあります。それでも留学生に、その国を知ってもらうため、家族の一員として過ごす機会を提供してくれています。家族の一員なので、もちろん庭の手入れや料理のお手伝いなどを求められることもあるでしょう。ホームステイでは、そんな体験を英語でのコミュニケーションのチャンスと考えて一緒に行動することを是非楽しんでください。学校では知ることの出来ないあなただけのオリジナルの経験を得ることが出来ます。
1人の方が気が楽だという方もいるので、そういう方は最初ホテルやホステルでもいいと思います。
この場合、その土地のルールや考え方などは自ら街中で体得することになるため、本人にはある程度の積極性も求められてきます。
また最近ではフィリピンとの2カ国留学が流行ってきており、学校で一緒だった友人が先に渡航していて、泊めてくれるからホームステイは不要といわれる方も多くなりました。もちろん、友人とのつながりは喜ばしいことなのですが、なかには渡航が近づいたけれど、渡航直前になって友人と連絡がつかなくなったという方もいます。
この友人との滞在は安心できますが、このケースで気がかりなのはせっかくフィリピンで英語力を高めても、2カ国目で一緒に暮らすのが日本人で日本語環境になるという点です。多くの人は居心地がよくなれば、そのままの状態を好みます。
アルバイト先で常に英語でのコミュニケーションの機会があり、仕事をしながらでも英語力が高まるような人はそれでいいかも知れません。ただ、それだけ英語力がある方の多くは、日常生活にも英語環境を好む傾向があります。
一方、あまり職場でも英語を使わない方や使っても限定的である方はどうでしょうか。職場では英語力の向上が出来ず、家でも日本語となると1年経っても英語が十分に話せるとは言えないレベルで日本に帰国するというケースも意外と多いのです。これでは高いお金を払って。留学をした意義も薄れてしまいます。
そうはなりたくない方がフィリピンで英語力を高めて、最初から英語を活用できる仕事を探し、英語環境を望む傾向があります。
留学とは英語力の向上だけでなく、日本では得られない体験を求めている方がほとんどです。また最初の滞在先でその後の1年間を過ごさなければならないわけではありません。せっかくの機会なので、いろいろな滞在方法を試してみるのもいいと思います。ご自身の性格やどんな体験を求めているのかなどをご検討頂きホームステイの有無、最初の2カ国目の滞在方法は検討してみてください。
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