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林 まゆか 様 / 30代前半
約30週間
Man to Man Boarding School(MMBS)
英語を勉強したいという気持ちは10代の頃からありましたが、経済的な事情や社会人になってからは忙しい日々を過ごしていくうちに徐々に気持ちは諦めへと変わっていきました。
30才目前で正社員の仕事を辞め、ちょうどその頃に父親のように私をかわいがってくれた叔父が60歳という若さで亡くなってしまいました。ふとこれからの人生などを考えた時に、叔父は定年退職後、それまで出来なかった様々なことを実行する計画を立てていたのですが、一生懸命何十年も働きお金貯めセミリタイアしようやく時間の余裕を持ち、その見通しが立ったその頃、余命が半年であることを宣告されてしまいそして亡くなりました、その事と、職場の先輩で大病を患い幸いにも病気を克服された方に「命さえあればどうとでもなるよ。」と言われた事などが私の背中を後押ししてくれました。
仕事やお金が無いことはとても困難なことです。でも命さえあればなんとかなるのだと、でも自分の命がいつまであるのかなんてわからない。だから「今留学しよう。」とその時決意しました。とは言いつつやはり先立つものが必要ですので昼間は派遣社員として、夜は大手スーパーのキャッシャーとして日付が変わる頃まで働き資金を貯め1年後、約8か月フィリピン留学をしました。海外旅行ですら韓国へ1度しか行ったことが無い私にとって語学留学とはとてもハードルが高かったですし、当時私のフィリピンに対するイメージとは治安が悪い、貧しい、凶悪犯罪が多いといったマイナス面が多かったのですが、偶然書店で実際にフィリピン留学を経験した方が執筆された本を偶然見つけフィリピンについて知ることが出来ました。
それからインターネットでトリプルファーストのサイトに行きつき新大阪で開催された説明会に参加し、各学校の校風や特徴などの詳細な説明を聞き、当初反対していた母も納得してくれました。MMBSを選んだ理由は、MMBSは人気校の1つでマニラから離れたターラックという地方都市にあり、マニラに比べ治安が比較的良い、誘惑が少ない(怠けにくい)、あとスパルタ校ではないのでゆっくり自分のペースで勉強が出来ると思いました。実際、私にはとても合いました。
私はマンツーマン授業が5コマ(リスニング1コマ、文法2コマ、リーディング&ライティング1コマ、スピーキング1コマ)とグループ1コマの計1日6コマのコースを選択していました。4週間で1タームが終了し、タームの最後にはアチーブメントテストが行われます。その結果によって次のレベルが決定され、ターム終了直前には希望者は日本人スタッフの方々との面談があり、そこでは時間割や先生に対する要望や使用する教科書の相談等ができます。その後に次のレベルや時間割や先生が決定され、新タームが始まります。
私の場合はまったく英語が出来なかったので、プレビギナークラス(ビギナー以下です…。時計の絵が描いてあって、教科書:「いまなんじですか?」私:「いまは7じです。」といった感じのレベルです。)からのスタートでした。文法を2コマにしたのはスタッフの方からのアドバイスでした。MMBSはとても文法に重点を置いているようです。最初は、「え?文法は日本でも習えるから、スピーキング重視したほうがいいのでは?」と思いましたが、文法をきっちり学ばないと、通じるけどいつまでたってもブロークンイングリッシュから抜け出せないそうです。英語の文法を日本語ではなく英語で学ぶ経験はとても私にとっては新鮮で貴重な経験でした。私は約8か月間と長い留学生活だったので教科書が沢山ありましたが、捨てることなく全て持って帰り(本は重いのでけっこう大変でしたが)、今でもその当時使用した教科書を使うことがあります。
寮は男性と女性と完全に分かれており、私は2人部屋を利用していました。緑色が基調の女性らしいとてもかわいいお部屋でした。カーテンや寝具も定期的にマナン(身の回りのお世話をしてくれる女性のスタッフの方)が交換してくれ、部屋のお掃除もいつもきれいにしてくれます。度々お掃除の時間にうっかりうたた寝をしてしまったことがあり、邪魔をしてしまったことがあったようで、後でルームメイトに聞いたのですが、私が起きるまで掃除を控えて待ってくれていたそうで、とても申し訳なく思いました。
お洗濯も決められた日に部屋に設置されているカゴに服を入れリストに記載し、ランドリーエリアに持っていくと夕方までには仕上げてくれます(雨季は翌日になることも)。女性の場合は、下着類は出せませんので各自寮で、自分で洗わなければいけません。食堂に関してはジャパニーズダイニングとコリアンダイニングとに分かれており、それぞれ日本の生徒の方には日本食を、韓国の生徒の方には韓国料理が提供されます。メニューは曜日によって異なります。
例えば毎週水曜の朝はパンデサルというフィリピンのパンが出ます(これ今でもたまに本当に食べたくなります)。日本人スタッフの方の手作りヨーグルトが好きでした。あまり余分が無かったので多くは食べられませんでしたが本当においしかったです。食事に関しては人によって差があるようです。合わない人もいれば、ぜんぜん平気という人もいました。私は約8か月間もいたので後半はさすがに飽きが来てしまいましたが、学校のすぐ目の前に韓国料理レストランやバーがあり、周辺にはレストランやファーストフード店やカフェなども沢山ありますし、価格もお手ごろなので外食することもよくありました。カントンというヌードルが好きで今もたまに食べたくなります。あと学校には売店もあるのでそこで食べ物を買うことも可能です。
どの先生もとても穏やかで親切でしたし、マンツーマン授業ですので、グループと違って細かいところまで気を配って指導してくれますし、授業の進捗も個人の能力やペースに合わせてくれます。あと、すごく喋らせよう、会話を引き出そうとしてくれますし、言葉に詰まった時や、閉口してしまっても助け舟を出してくれますし、辞書を懸命に使って言葉を探している間も待ってくれます。(帰国後、英語力を持続させるためにネイティブ講師による少人数制のグループレッスンをしている駅前英会話教室に通いましたが、あまり話せない内向的な私はいつも置いてけぼりになってしまいました。まぁ自分が悪いのですが。)
私は英語力ほぼ0(ゼロ)で、プレビギナーコースからのスタートだったのですが、最初はそこですら先生の言っていることが何一つ理解できませんでしたが、大きな声でとてもゆっくり話してくれる先生がいました。「ハァ~~~イ、ミ~ス、マユ~~カ~~?」といった感じ。理解できなくてぽかんとしている私に何度も繰り返し同じことを言ってくれましたし、ビギナークラスの先生はすごく粘り強く付き合ってくれました。
あまりにも出来ない自分に落ち込んでもポジティブな言葉で勇気づけてくれました。印象に残っているのは最初の頃のタームの先生に「いつになったら英語が話せるようになるのだろう…。」と少し弱気な発言をしたことがあったのですが、先生の答えが、「Now.」だった時でした。最初はどうしても意気込みすぎて、でも実力が伴わなかったり周りの生徒と自分を比べて嫌になってしまったり焦ってしまったりするかもしれません、でも先生たちのこういったサポートのおかげで私は英語が嫌いにならず、帰国後も勉強を続けることが出来ているのだろうなと思います。日本人スタッフの方々も3~4人の方が常駐していますのでとても心強いです。私は10日ほど蕁麻疹が出たり、目がものすごく腫れてしまったり、度々体調を崩してしまうことがあったのですが看護婦さんのところに一緒について来てくれて症状を説明してくれました。あと後半にとても落ち込んでしまって勉強が手につかなかった時に、少し学校を離れてみたいと相談しに行ったら、わざわざ大きな地図を床に広げておすすめの観光地やビガンへの行き方をとても親切に教えてくれました。正直、「甘えんじゃないよ。」と怒られるかと思いましたが、その時はとても精神的に助かりました。
私は近くのSMモールやパブリックマーケットに買い物に出かけたり、カフェで食事を楽しんだりそこで勉強したりして過ごしていました。(Wi-Fiが学校より良かったり、音楽や空調があるので。)一人でマニラや、バギオ、バナウェイ、ビガン、ルソン島以外の島といった観光地へ行ったりもしました。そして休み明けになると1時間目から各先生に休日どう過ごしたかを話していきます。3時間目くらいから慣れてきてうまく話せるようになります。これも良い経験でした。
良かった点は別の項目でお話した通りです。悪かった点はあまりなかった様に思いますが、強いて言うなら…。本当たまにまずい食事が出てきたこと。(日本食を食べたことない人が作るんですもの無理ないですよね。)洗濯物が無くなる、もしくは違う人の物が入っていた。
私の場合は後日戻ってきたのですが。他の人はそのまま無くなってしまったと言っていました。Wi-Fiはあまり繋がりが良くなかったです。(これもある意味怠け防止になります。)でもオフラインで使える辞書があったので問題なかったです。
色々ありすぎて一番は選べないです。たくさんの親切なフィリピン人と出会えたことです。いつもお部屋を綺麗にしてくれるマナン。留学してすぐに部屋のトイレで用を足していたら誰もいないと思ってマナンにドアをバーンって思い切り開けられて、「Oh!! I’m so sorry~I’m so sorry~」と何度も謝るマナンに「あぁ、これはなんとか私が怒ってないとお伝えしなくては、でも英語しゃべれない!!」ととっさに私が尻を出したまま発した言葉は「No problem!!」でした。
休日に美しい教会に連れていってくれた先生、息子さんの結婚式に招待してくれた先生、娘さんの卒業パーティーに招待してくれた先生もいました。旅行中、席を譲ってくれたおばあちゃん。(私は固辞したのですが、フィリピンでは外国人に親切にするのは当たり前だそうです。)教会へ行く途中の山中で道に迷い、おじさんに道を聞いたところタガログ語しか通じず、でもお礼を行ってその場を去りしばらく歩いていると、バイクの後ろに奥さんを乗せて追っかけて来てくれて、「荷台に乗って、目的地まで連れてってあげる。」と言ってくれました。(フィリピンのバイクは脇に荷物を入れる鉄のカゴをつけてあり、そこへ子供やごみや家畜を入れているのを町で見かけたことはあったのですがまさかそこに入るとは。)しかもこのご夫婦はその教会の事は知らず、通りすがりの人々に聞きながら私を目的地まで連れて行ってくれました。国内線が遅れ、しかも空港からパサイに戻る途中に迷子になり、バスターミナルに着いたもののバスが無かった時に、おそるおそる夜のマニラでホテルを歩いて探していたところ自転車に乗った少年が「こんな時間に何してるの?はは。あぶないよ。」とそれからホテルを斡旋してくれたり、バナウェイからの帰り、地球の歩き方に書いてあるルートで帰ろうとしたら情報が古くてそのルートでは帰れず困っていたところ、何人もの人がこれに乗りなさい、あれに乗りなさいとジープニー、トライシクル、トヨタカローラー(これ普通車、今でも理解不能です。何だったんだろう。)などを乗りついて気が付いたらターラックのジープニーターミナルに戻って来れたことなど、他にもたくさんあるのですが、皆さんには本当に今でも心から感謝しています。
機会があればもう一度留学したいです。
林 まゆかさんが通った学校はこちら
自然を感じる広いキャンパスでしっかりと勉強できる環境
S 様
20代
U 様
20~30代
匿名希望(女性) 様
20代前半
N.K 様
20代
L 様
20代
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