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更谷 聡彦 様 / 30代前半
1週間
私がマルタの留学を決めたのは、今年の2月下旬でした。
昨年、フィリピンのセブに留学した経験を生かして、どこか別の場所で旅行も含めて留学してみようかな…という軽い気持ちで、留学ドットコムのホームページを拝見したときに、ヨーロッパのイギリスとアイルランド以外にも、英語留学ができる場所があると初めて知り、どんなところかチェックしてみました。その中でマルタという地名が出てきましたが、国なのか?それともイタリアに属しているのか?全く分かりませんでした。そこで、もう少し詳しく知ろうと思い、調べてみましたら素晴らしいいリゾート地で、治安も良く、「マルタ共和国」という国なのだということがわかりました。
そして、エリザベス女王が過去に新婚旅行で訪れたことでも有名なリゾート地であるということもわかりました。またあるテレビ番組の特集で、マルタに旅行した方の感想を聞いたところ、「いつか将来マルタに移住したい!!」とおっしゃっておりました。私は日本人が好む綺麗な楽園的な国なのかなあ、というイメージを頭の中で描いてしまいました。
更に色々と調べていくと、比較的安価で英語が勉強できる美しいキャンパスやレジデンスがたくさんあり、英語のスキルをより以上に身につけなければならない自分にとって、ここなら勉強しても英語が上達できるのではないか?また日本人が少なく、多国籍の留学生が多い環境の中でスキルアップを図ることが出来るのではないか?という思いからマルタへの留学を決意しました。
私は、以前からヨーロッパへ行くことが夢でした。将来、英語のスキルを身につけて一度は行ってみたいとも思っていました。現在、私の英語のスキルは未熟ですが、毎日オンラインで英会話を行い、昨年のセブでの経験もあり、少しずつですが自信がついてきました。そのような状況からマルタ留学に挑戦してみようという気持ちが湧いてきたように感じております。
セブでの授業スタイルとは大きく異なりました。授業は平日のみ行われ、朝の9時から午後の2時30分までの毎日3コマ授業で、1コマ1時間半の少人数(5人程度)でのレッスンでした。午前中はreading・listening・writingの授業、午後はspeakingの授業がありました。セブでは、朝から夜まで大変密な授業で、平日は自由な時間はありませんでした。しかし、マルタでは授業後に自由な時間があり、ショッピングやジョギングなどの自分の時間を作ることができました。
しかしながら、毎日の授業は私にとっては大変なものでした。クラスメートの皆さんは、英語のスキルはとても高く自分の考えをしっかりと英語で伝えることが出来ることに大変驚きました。私は人前で話すことが大変苦手で、日本語でさえどのように話してよいか頭の中が真っ白になるときも多々あるのに、グループ授業でみんなの前で自分の考えを英語で言えるのか?とても不安で最初は緊張しました。普段はマンツーマンのオンライン英会話で受講していており、自分の考えを上手に伝えることが出来なくても講師が手助けをしてくれるので、リラックスして会話が出来ておりました。そして間違いを細かく指摘してくれるところや、遠慮なく気軽に質問できるのもマンツーマン授業の良いところではないかと思います。しかし、そういったマンツーマン授業に比較して、今回のグループ授業で、人前で意見を述べることの厳しさに直面してしまったのです。
特に、speakingの授業では、私以外はすべてロシア人の生徒でしたが、自分の意見をしっかりと述べており、ひとつのテーマを話し始めると次から次へと話題を膨らましていくことに感心しました。私は自分の考えを表現出来ない苛立ちを感じることもありましたが、少しずつですが表現出来るようになり、クラスメートのみんなと打ち解けるようになりました。レジデンスやキャンパスには、ロシア人の他に、韓国やヨーロッパ、南米出身の留学生が多く、さまざまな人種の人と交流をすることができました。その中でもブラジル出身の留学生が一番多く、クラスメートとは日系ブラジル人のことや、サッカー発祥の地であることなどで話が盛り上がりました。
reading・listening・writingの授業で、公共交通機関でのマナーについて議論することがありました。日本の公共交通機関では、携帯電話の電源をOFFにする、あるいはマナーモードにして、他人に迷惑がかからないようにすることが基本ですが、他国ではそのようなマナーがないところが多いようです。クラスメートの生徒さんは、日本の公共交通機関で携帯電話を使用しないことにとても驚いておりました。逆に私は日本以外の国で、公共交通機関で携帯電話に対するマナーがまだないことに驚きましたが、使い方にしっかりとモラルを持つべきであり、他人に迷惑をかけることは決して良くないことだと思っております。世界的に携帯電話の使い方には、まだ意識の違いがあるのかもしれません。
私は、学校から少し離れたHowardという地区にあるレジデンスに滞在しておりましたが、大変快適で気持ちよく過ごすことができました。部屋の写真を載せましたが、掃除も毎日されていました。
滞在1日目にまず、キャンパス以外の場所でインターネットを快適に利用したいと考え、SIMカード初めて購入しました。しかし、使い方がよくわからなかったのでレジデンスのスタッフの方に聞いたところ大変親切に解りやすく教えて頂きました。カードは20ユーロほどで購入出来、約1か月マルタ国内でしたらどこでも使用できます。インターネットを快適に利用したい方にはSIMカードがお勧めです。
夕食は、レジデンスのキッチンを利用して自分で料理をして食べることが多かったです。私が滞在していたHowardには、大きいショッピングモールが2つあり、またレジデンスの周りもスーパーマーケットがたくさんありました。マルタは地中海にある島国ということもあり、野菜や果物がとても豊富でした。特に、日本では少し高めのパプリカがたくさん店頭に並んでいました。また、スーパーマーケットの前には、移動車が停まって現地で採れた野菜や果物を安い価格で買うこともできました。また、日本から電子レンジで調理できる即席のお米を持っていき、現地で買った具材と一緒に料理をして食べました。スーパーマーケットには炒めて調理するインディカ米のようなお米を見かけましたが、日本のような炊いて調理するお米は見かけませんでした。レジデンスには炊飯器がありませんでしたので、即席のお米でとても助かりました。お米が好きな方は、あらかじめ日本からお米即席のお米を用意していくことをお勧めします。
朝はいつも経験の出来ない教会の鐘で6時頃に目を覚ますことが出来ました。朝の空気はとても新鮮で窓を開けリフレッシュし、起床後はオンラインで英会話を行い、朝食で鋭気を養いキャンパスに向かいました。マルタは急な坂道がとても多く、通学には良い運動になりました。
観光は1週間のみの留学でしたのであまり出来ませんでしたが、祝日が1日あったため、学校のツアーを利用してコミノ島という小さな島へ観光船に乗って行ってみました。実は私は船に乗るのが苦手で船酔いをしてしまいました。島に到着後昼食でしたが、食欲がなく、しばらく休んでいました。そうするうちに体調が回復し、昼食もとれるようになり、元気が出てきました。食事の中身は基本的には写真のようにパンが主食でサラダや果物がついたスタイルで、その他にハムなどの肉料理もあり、オリーブもよくついておりました。オリーブは地中海を象徴する食べ物ですが、日本人の私はオリーブを食べる習慣は今までなく、最初は少し抵抗がありましたが、油を使った料理にはよく合うと感じました。昼食後、気分の悪さも解消し、船から降りて島を散策してみました。天気は最高に良く、気温は25℃程度で島は観光客で賑わっておりました。海で泳いでいる人もたくさんおり、その海が透き通ったエメラルドブルーで素晴らしく、魚が泳いでいるのもはっきりと見え、船員が昼食で残ったパンを海に投げ入れると魚が一気に集まって食べている光景も面白かったです。「私が今まで見た海の中で最も美しい海だ」と記憶の中にしっかりと刻み込みました。
レッスンの最終日には、他の留学生と一緒に繁華街に出ました。私が滞在していましたレジデンスはIELS以外にも通っていた生徒さんがたくさんいましたが、短い期間の間に交流が出来、その留学生を交えて繁華街の店で盛り上がることが出来ました。また、レジデンスのキッチンにあった即席の味噌汁をイタリア人とトルコ人の留学生に飲んでもらったところgive up!!と言って口にすることが出来ませんでした。余った味噌は、仕方なく日本の生徒さんにあげることにしました。やはり、他国の人とは味覚の違いもあるのだと改めて感じました。
1週間の留学だっただけに、正直もっとマルタで勉強したいという寂しい気持ちと、もう日本に帰らないといけないのか、という悔しい気持ちでした。セブの留学の時にも感じましたが、若さや日程的なことを考えると、大学生のときに留学をすれば今より多くのことを得ることが出来たのではないかと感じております。(後悔はしております。)
今回は、なるべく日本人と会話をすることを少なくして英語で会話する回数を多くしたいという目的がありました。振り返ってみると、英語で会話する回数が多かったのはマルタ留学のほうが多かったような気がします。また、さまざまな国の方の訛りのある英語を聞いていると、リスニングな苦手な私でも理解し、リスニングの強化が出来ると感じました。
次に日本からマルタに行く直行便はなく、時間がかかります。ですが、私はマルタに留学することは大変価値のあることだ、と思っております。物価は、日本よりも少し高めのように感じましたが、治安は日本、それ以上に良いと思います。安心して毎晩出歩くことが抵抗なく出来ます。静かな環境でのんびりしながら英語のスキルを上げたい方にはお勧めの国だと思っております。マルタは観光産業がさかんで、環境客がたくさん訪れていますが、それだけに日常的に英語で会話することが庶民の間で多いのだと思います。
話は変わりますが、私は学習塾を営んでおり、ここ最近、国が打ち出した、「読む・書く・聞く・話す」といった4技能を習得する方針についてのことを親子さんにお話しする機会があります。親子さんは当然、受験を意識して英語教育の内容について、私に質問してきますが、「話す」という技能は、受験勉強だけで習得できるものなのか非常に疑問に感じます。特に、日本人は人前で話すことを苦手する傾向が強くアウトプットすることを他国に比べ拒む人が多いです。恥ずかしい、日本語と全く発音が違って発音しにくいなど、色々なネガティブなことを耳にしますが、上手な文章が出来なくても発音が日本人訛りでも、話してみれば意外に外国人には伝わります。アウトプットすることを恐れず、片言の英語でも話す機会が多いほど、「話す」力は身に付きます。
しかし、日本で日常的にみんなが英語を「話す」ことができるような環境を作ることはまだまだ容易なものではないと思います。世界がどんどんグローバル化が進む中、これからの日本はマルタのような治安の良い国をお手本にしながら、これからの英語教育、常に英語で話せる環境づくりを行っていく必要があると思っております。過去に、世界を何か国かを旅してきましたが、私は、日本はとても綺麗で治安も良く安心して生活することができる最高の国だと思っております。また、世界的にみても、日本人は周囲に対する気遣いとモラルがあり、とても親切な心を持っている人種であるとも思います。そのような心豊かな日本人が、素晴らしい環境を戦後から作り上げ、先進国となり成長してきたにもかかわらず、世界の各国に比べてグローバル化が進んでいないのは非常にもったいないと思っております。ですから私の塾でも子供たちが気軽に英語で会話できる環境を少しでも作っていきたいと考えております。そのためには私自身も今以上に英語力を身に付け、子供たちの、英語の上達の手助けに努めて参りたいと思っております。
以上、ここまで読んで頂き誠にありがとうございました。短い留学でしたが、留学ドットコムのスタッフさんをはじめ、マルタで私を援助して頂いた方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました。
嶽 千尋 様
30代前半
SAYAKA 様
20代
JACK 様
20代
田中 昂佑 様
20代
Y 様
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